Amazonで置き配されたはずの荷物が見つからないという経験はありませんか?
「配達完了」になっているのに見つからない。盗難か?と思ったときにどうしたらいいのか。
公式サイトの情報や、盗難被害にあった人の体験談を調べました。
Amazonが補償対応してくれる
置き配された商品が盗難にあうとAmazonが補償してくれるという話がありますが、本当でしょうか?
本当です。
Amazon公式サイトの置き配についての説明ページにちゃんと書かれています。
≪Amazon公式≫ アマゾンの置き配について
盗難に限らず、配送途中で商品が紛失した場合、Amazonのカスタマーサービスに連絡すれば、返金もしくは商品の再送をしてくれます。
ただ、Amazonから「補償できない」と言われた体験談も少数ですが、ありました。
本記事では、いろいろな体験談を調べてわかった注意点や対策についてまとめています。
本当になくなったのか、まずは確認
ただ、盗難にあった!と思っても、後で商品が見つかることもあります。
安易に盗難と決めつけず、本当になくなったのか、よく確認しましょう。
後述しますが、カスタマーサービスに連絡したとき、警察に盗難届をだすように指示されることもあります。
また、本当は届いていたのに返金や再送を要求したことがあると、ブラックリストに載せられて Amazonでの買い物ができなくなった体験談もありました。(注文してもキャンセルされる)
最悪の場合、詐欺を疑われる可能性さえあります。
大ごとになる前に、ちゃんと確認しておきたいものです。
配達状況の画像を確認
まずAmazonの注文履歴で、該当する商品の配送状況を確認して下さい。
「配達完了」になっているでしょうか?
置き配の商品が「配達完了」になっていたら、置き配した証拠画像を配送業者が載せてくれているはずです。
画像に写っている場所をもう一度確認してください。
思っていたのと違う場所に置き配されていることもあります。
この画像を見て、誤配に気付くケースもあるようです。
自宅ではなく、お隣りの玄関が写っていたという体験談もありました。
家族や同居人が受け取っていないか
家族や同居人が見つけて受け取っていないか、確認しましょう。
私の個人的な体験ですが、証拠画像には間違いなく我が家の玄関が写っているのに、そこに商品が見当たらない事件がありました。
家族が持って入ったのではないかと家の中を探しましたが、ありません。
以前、玄関前に置いていた自転車が盗まれたことがあったので、これはまたやられたなと盗難を疑いました。
しかし後で、家の中で見つかりました。
高校生の子どもが、自分の注文した商品と間違って、自分の部屋に持って帰り、開封していたのでした。
家族が届いた荷物を受け取った時はいつも、リビングのテーブルの上に置くようにしています。
そこにないということは無くなったのだと思いました。
念のため子供の部屋も確認したのですが、無いと思ってしまいました。
空になった段ボールはあったのですが、私の荷物を子供が勝手に開けることは普通ないので、それが今回の商品だと思いませんでした。
商品は、机の上にありました。予想より小さく、ケースに入っていたので、これも気づきませんでした。
私のように、家族・同居人が受け取ったのならここに置くはず、勝手に開封することはないはずと思い込んでいると、見つけられないこともあります。
家族・同居人全員に、ちゃんと確認してください。
他の場所に置かれていないか
置き配ならここだろうと思っていた場所とちがうところに置かれていることもあります。
軽い荷物で風が強い日だったので、玄関先に置くのを不安に思った業者が、風に飛ばされにくい別のところに置いたという体験談もありました。
また私の個人的な体験になりますが、以前住んでいたマンションで置き配指定していなかったのに、配達業者が勝手にガスメーターボックスに商品を入れていたことがありました。
このときは商品を注文していたことも忘れて長い間気づかず、2ヶ月ぐらいたった頃、偶然発見しました。
後で業者に聞いてみると、マンションのガスメーターボックスに入れて置き配するのはよくあることなので、すぐ気づいてもらえるだろうと思ったそうです。
Amazonがまだ置き配をしていなかった時代のことで、私はガスメーターボックスで受け取るという経験も発想もなかったので、「そんなのわかるか!」と思いましたが、業者さんとしては親切心でやってくれたことだったのです。
玄関先以外に、業者がよく置き配する場所としては、ガスメーターボックス、自転車カゴの中、車庫などがあります。
いつもの置き配場所以外にも、これらの場所を確認してください。
配達状況の画像を見れば、どこに置いたかわかるはずですが、(たぶんレアケースだと思いますが)配達完了になっているのに画像がないこともあるようです。
メール便になっていないか
段ボールに入って届くと思っていた商品が予想より小さくて、メール便で送られてくることがあります。
メール便だと、置き配指定になっていても、ポストに投函されます。
(このとき証拠画像は撮影されません)
段ボールの荷物をイメージして探していると、予想と違う小さくて薄いメール便を見てもスルーしてしまう場合があります。
「これじゃない」と決めつけず、念のために確認しましょう。
カスタマーサービスへの連絡方法
「配達完了」になっているのに、商品が届いていないことを確認できたら、Amazonのカスタマーサービスに連絡しましょう。
連絡方法は次の通りです。
- Amazonのトップページを開く。
- 画面上部のメニューから「ヘルプ」をクリック。
(または画面最下部の「お客様サポート」をクリック。 - 「〇〇様、最近のご注文商品についてお問い合わせがありますか?」の下に
最近注文した商品が並んで表示されます。
問題の商品を選んでクリック。 - 「この商品についてどのようなヘルプが必要ですか?」の下の
「配送について」をクリック。 - 「配送完了となっているが届いていない」をクリック。
- 「カスタマーサービスに連絡」をクリック。
- 「担当者からの電話をリクエストする」または
「チャットで問い合わせる」のどちらかを選んでクリック。
Amazonの対応はバラバラ
盗難被害をAmazonのカスタマーサービスに連絡した人の体験談をネットで探すと、たくさん見つかります。
それらの体験談を読んでいると、Amazonの対応はけっこうバラバラです。
一番多いのは、カスタマーサービスに連絡したら、すぐに再送または返金してもらえたというケースです。
どういう状況だったか確認する質問をいくつかされて、再送と返金のどちらを希望するか聞かれ、すぐ対応してもらえます。
状況確認の質問すらほとんどされなかったケースもあるようです。
一番簡単にすむパターンですね。
すぐに再送・返金とならず、配送業者に確認するのでしばらくお待ちくださいと言われるケースもあります。
この場合、Amazonから再度連絡がある前に、配送業者から購入者に問い合わせや状況報告の電話があるケースもあります。
少数ですが、警察に盗難届を出すように言われるケースもありました。
Amazonのカスタマーサービスに言われるケースも、配送業者から言われるケースもあるようです。
一番問題になるのが、Amazonが「補償(再送や返金)はできない」と言ってくるケースがあることです。
ほとんどの場合、状況確認の質問や、配送業者への問い合わせが終わると、Amazonが再送・返金してくれますが、補償できないと言ってくるケースが実際にあります。
だからと言って、泣き寝入りしたくはないものです。
Amazonが補償できないと言ってきたときの対策や、盗難を防止する対策について、別記事にまとめましたので、そちらもご覧ください。
Amazon置き配で盗難補償してくれない?対処法と盗難防止策
ここまでのまとめ
Amazonで注文した商品が置き配で盗難された場合、Amazonが補償(商品の再送または返金)してくれます。
Amazonに連絡する前に、家族・同居人が受け取っていないか、いつもと違うところに置き配されていないか、確認しましょう。
置き配されたはずの商品がなくなっていることが確認出来たら、Amazonのカスタマーサービスに連絡しましょう。
(連絡方法は前述の通り)
ほとんどの場合、カスタマーサービスから再送・返金すると回答もらえますが、まれに Amazonでは補償できないと言ってくるケースもあります。
その場合の対策は、続きの記事をご覧下さい。
Amazon置き配で盗難補償してくれない?対処法と盗難防止策