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ウォールフィットテレビのデメリット

ガジェット家電
元画像提供:写真AC(photoAC)

ウォールフィットテレビのデメリットを見ていきましょう。

ウォールフィットテレビの口コミや評判を調べてみると、実際に購入した人の満足度はかなり高いことがわかりました。(「ウォールフィットテレビの口コミと評判!設置方法は?」より)

しかし個性的な商品のため、ウォールフィットテレビ特有のデメリットもあり、誰にでもおすすめできるというわけでもありません。

実際に購入した人の声を調査してわかったウォールフィットテレビのデメリットを解説してきます。

ウォールフィットテレビのデメリット:価格が高い

ウォールフィットテレビの購入を迷う一番の理由は、価格ではないでしょうか。

ウォールフィットテレビには、HDD内蔵タイプとHDDなしタイプがあります。
HDDなしタイプでも安いショップで30万円前後、HDD内蔵タイプなら36万円前後します。

普通のテレビと比べると段違いに高いです。

それにも関わらず、購入した人の満足度が高いのは、
ウォールフィットテレビの何がその価格に見合うと考えているのでしょう?

普通の大型テレビは、テレビ台やローボードの上に設置します。
1㎡近くの面積をとります。

それがウォールフィットテレビなら、取られる面積はほぼゼロになります。

55インチのテレビ1台の価格と思えば、30万円は非常に高いです。

しかし、部屋の面積を30万円で1㎡広げることができると考えれば、安いと感じる人もいるでしょう。

またウォールフィットテレビを選ぶと、
テレビ台やローボードを置かなくて良くなる分、部屋がスッキリします。

1㎡近くの空間と、部屋のすっきり感にどれだけ価値を感じるかによって、ウォールフィットテレビが高いかどうか人によって判断がわかれると思います。

ウォールフィットテレビのデメリット:音質はほどほど

ウォールフィットテレビの長所のひとつは画質の良さで、口コミでも画質をほめる声が多くありました。

残念ながら音質の方は、ウォールフィットテレビの得意分野ではありません

ウォールフィットテレビは、薄型化・軽量化のために画面振動スピーカーシステムを採用しています。
普通のスピーカーは内蔵されておらず、画面そのものを振動させて音を出す仕組みになっています。

このシステムの音質は決して悪くはありません
実際、購入者から「音もすごくきれい」という口コミもありました。

ただ、高価格帯のテレビによくあるハイレベルな音響効果や高音質さに比べると、平凡になります。

普通のテレビ番組を見る分には問題ありませんが、映画や音楽ビデオなどを臨場感たっぷりに鑑賞したいと思うなら、物足りないと感じる人がいるかもしれません。

Bluetooth送信で外付けスピーカーから音を流すこともできるようです。
高音質を求める方は、外付けスピーカーを別途購入されてもいいでしょう。

ウォールフィットテレビのデメリット:55V型限定

ウォールフィットテレビは、サイズのラインナップが55V型しかありません

サイズが大きくなるとどうしても重くなってしまうので、これより大きいサイズが今後リリースされる可能性は低いのではないかと思います。

ウォールフィットテレビのデメリット:入力端子がHDMIのみ

ウォールフィットテレビは、入力端子がHDMIしかありません

ちょっと古いゲーム機、DVDプレーヤーやビデオカメラなどでは、出力端子がアナログの3色AVコードしかなかったりするので、ウォールフィットテレビにつなごうとしたときに困ってしまうかもしれません。

こういうときは、アナログAVコードの入力をHDMI出力に変換する器材が3000円ぐらいで売っていますので、購入して使ってください。

HDMI端子は、モニター(テレビ本体)の裏面にあるので、普通の状態では横から見ても下から見ても、みつかりません。

モニター下側がマグネットで固定されてるので、ガチャっと簡単に外せます。
完全に外してしまうのではなく、下の方を浮かせるという感じです。

モニターをガチャっと浮かせると、HDMI端子を抜き差しできるようになります。

ウォールフィットテレビはリモコンの反応が遅い?

ウォールフィットテレビのデメリットを調べていく中で、気になることがありました。

口コミの中に、ウォールフィットテレビはリモコンの反応が遅いという声があったことです。
一方で、「リモコンの反応もいい」という口コミもありました。

リモコンの反応が遅いという人は、チャンネルを切り替えるのに数秒かかると言います。

本当なのか気になったので、パナソニックの窓口に問い合わせしてみました。
返ってきた回答は、次の通りです。

ウォールフィットテレビに限らず、パナソニックの4Kテレビは、テレビ内部で高画質処理を行うため、映像が画面に映るまでに数秒かかることがあります。
地上デジタル放送をデジタル放送の場合でも、4K画質にアップコンバートしてから画面を表示するので、同様に数秒かかることがあります。

他の4Kテレビに比べて、ウォールフィットテレビだけがリモコンの反応が遅いという傾向はありません。

といった内容でした。(一部要約しています)

「弊社(パナソニック)の4Kテレビは」と書かれていましたが、パナソニックさんとしては他社の4Kテレビについて勝手なことを言えないので、自社製品に限定した書き方をしているだけしょう。
パナソニック製品だけではなく、4Kテレビの性質として画面表示に多少時間がかかるもののようです。

チャンネルを頻繁に変えながら見る(いわゆるザッピング)のが好きな方にとっては、数秒かかるというのは大きなストレスになるかもしれません。

ウォールフィットテレビに限らず、4Kテレビを購入するなら、ザッピングはやりにくくなるものだと諦めてください。
ザッピングを諦めたくないという人は、ウォールフィットテレビに限らず、4Kテレビの購入を諦めた方がいいかもしれません。

まとめ

ウォールフィットテレビのデメリットは、主に4つです。
・価格が高い
・音質はほどほど
・サイズが55V型のみ
・入力端子がHDMIのみ

実際に購入した人の声をいろいろ調査しましたが、意外なデメリットというのは見つかりませんでした。

ただし、ウォールフィットテレビに限らず、4Kテレビはチャンネルの切り替えが遅い傾向があるので、ザッピングの好きな方はご注意ください。

当ブログでは、ウォールフィットテレビの口コミ、設置方法、デメリット、賃貸住宅に設置の可否について解説しています。
もしよければ、他の記事も参照してください。